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研究プロジェクト

私たちの研究室では、「生活を具体的に改善できる研究」をテーマに、いくつかの研究プロジェクトを進めています。目に見えないものを研究する心理学だからこそ、目に見える成果にこだわる。それが、私たちの研究理念です。

 

子どものための認知行動療法 地域実装プロジェクト

小学生~高校生向けの研究プロジェクトです。認知行動療法の知識と技術を使って、生活習慣の改善、対人スキルの向上、感情コントロールの促進など、日々の暮らしを今よりもさらに豊かにするワザと知恵を身につけていきます。大学の研究室で習い事のようにスキルを習得する従来型の実施形式に加えて、学校の授業時間を使って通常教育実践の一環として認知行動療法に参加することもできます。

 

 

周産期ストレスケアプロジェクト

主に周産期(妊娠22週~出生後7日未満)の女性およびそのパートナー向けの研究プロジェクトです。うつ病をはじめとして、さまざまなストレス関連疾患の予防と早期改善のための実態調査等をおこなっています。薬物療法による治療に抵抗を感じやすい周産期だからこそ、おくすりを使わない治療法である認知行動療法に注目が集まっています。「子どもの元気のために必要なのは大人の元気」を合言葉に、周産期のストレスケアのための認知行動療法の効果を検証し、情報を発信していきます。

 

Strength-based approachによるADHDサポートプロジェクト

主に注意欠如・多動症(Attention Deficit/Hyperactivity Disorder: ADHD)のある中学生以上を対象とした研究プロジェクトです。「障害特性」と呼ばれるさまざまな認知処理や行動の特徴を生活に役立つ特長として活かしたり、そうした特性が「障害」にならなくなる環境を作るための、基本戦略と具体的技術を開発します。非常に強い不注意や衝動性・多動性が生活をジャマする障害になるという観点での支援はとても大事で、その観点に基づく研究はすでに世界各地で盛んにおこなわれているので、観点を変えて新しい支援戦略を開発するのが狙いです。「特性」が「特長」になる(または「障害」ではなくなる)瞬間や条件に関する実態調査、仕事への応用、対人関係への応用、生活習慣づくりへの応用、うつや不安の治療への応用など、さまざまな生活場面を対象として、具体的・効果的な技術の開発をひとつひとつ積み重ねていきます。ADHDに関する理解を深めて広めることで、ADHDが(実際問題として不便はあっても)「障害」にならなくなる社会を目指します。

 

全国の都道府県における認知行動療法マップの作成

主に医療機関向けの研究プロジェクトです。各都道府県で認知行動療法を受けられる病院・クリニックのリストを作成し、医療機関や各行政機関にて利用可能な情報として公開することで、認知行動療法へのアクセス向上を目指します。一定量の情報がまとまり次第、情報を発信していきます。認知行動療法の施術を希望するクライエントやご家族のためにも、ぜひ、ご協力をお願いいたします。
*この調査は終了しました。(2017年3月31日)
*調査成果報告書および認知行動療法実施診療所リストを公開しました。日本全国の精神科診療所の皆様の多大なるご協力に、心より感謝申し上げます。(2018年1月4日)

 

 (最終更新日:2019年7月9日)

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